“官吏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんり52.2%
くわんり34.8%
やくにん8.7%
かみやくにん4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次ぎの求婚者は今までかつて知らなかった一人の官吏(かんり)であったが祖母は一目見て「この男なら」とその男を見込んだ。
月(つき)が變(かは)つてから寒(さむ)さが大分(だいぶ)緩(ゆる)んだ。官吏(くわんり)の増俸(ぞうほう)問題(もんだい)につれて必然(ひつぜん)起(おこ)るべく、多數(たすう)の噂(うはさ)に上(のぼ)つた局員(きよくゐん)課員(くわゐん)の淘汰(たうた)も、月末(げつまつ)迄(まで)に略(ほゞ)片付(かたづ)いた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
古昔(むかし)宋(そう)の文帝(ぶんてい)の頃(ころ)魏(ぎ)の中書學生に盧度世(ろとせい)と云者あり崔浩(さいかう)の事に坐し亡命(にげ)て高陽(かうやう)の鄲羆の家に竄る官吏(やくにん)羆(ひ)の子を囚(とらへ)て之を掠治(たゞす)羆(ひ)其子を戒(いまし)めて曰君子は身を殺て仁(じん)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
というのは、幕府(おかみ)において、梶内蔵丞には娘二人ありと知っていたからであった。その菊弥も、官吏(かみやくにん)や世間の目を眩ますことは出来たが、土蔵破(むすめし)の綱五郎の目は欺むけず……
鸚鵡蔵代首伝説 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)