“奇々怪々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ききかいかい70.0%
きゝくわい/\20.0%
き/\くわい/\10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その奇々怪々ききかいかいなる部屋部屋を見て歩いているうちに、とつぜんゆかが落ち、あッという間に一同はこの部屋へ落ちこんだのだ。
時計屋敷の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
かたちあらはされたもので、もつとふるいとおもはれるものは山東省さんとうしやう武氏祠ぶしし浮彫うきぼり毛彫けぼりのやうなで、これ後漢時代ごかんじだいのものであるが、その化物ばけものいづれも奇々怪々きゝくわい/\きはめたものである。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
人これを知るゆゑ、かれにぬすまれじとて人智を以てかまへおけども、すこしのうばひ喰ふ、其妖術そのえうじゆつ奇々怪々き/\くわい/\いふべからず、時としてかれがくるとこざるはねずみのごとし。