“大地主”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおじぬし66.7%
おほぢぬし33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかしむかしいまいまだ。この大地主おおじぬしともあろうものが、小作人こさくにんといっしょにはたらくこともあるまい。」と、いいました。
武ちゃんと昔話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
アンドレイ、エヒミチはいまはじめていたが、ミハイル、アウエリヤヌイチはさき大地主おおじぬしであったときの、あま感心かんしんせぬふうばかりがいまのこっているとうことを。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
アンドレイ、エヒミチはいまはじめていたが、ミハイル、アウエリヤヌヰチはさき大地主おほぢぬしつたときの、あま感心かんしんせぬ風計ふうばかりがいまのこつてゐるとふことを。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
其上そのうへはらつとぐに、野郎やらう大馬鹿おほばか惡體あくたいはじまるので、是等これら大地主おほぢぬしくせであるが、あま感心かんしんしたふうではい、とドクトルもおもふたのであつた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)