“野郎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やろう56.5%
やらう39.1%
サロオ2.2%
ヤロ2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大方遊んでばかりいやがったのだろう、このつぶ野郎やろうめッてえんでもって、釣竿を引奪ひったくられて、げるところをはすたれたんだ。
雁坂越 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
野郎やらうこんなせはしいときころがりみやがつてくたばるつもりでもあんべえ」と卯平うへい平生へいぜいになくんなことをいつた。勘次かんじあとひといた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
なんだこの野郎ヤロと思うわね。お金と友達だからジッと我慢しているろもね。こんげのボッコレ小屋に住んでるくせに威張るな。