“壽命”のいろいろな読み方と例文
新字:寿命
読み方割合
じゆみやう62.5%
じゆみよう25.0%
いのち12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
食べた物が少かつたのか、こればかりはまだ壽命じゆみやうを燃やし切らず、身體も動かず聲も立てませんが、頼りない眼を開いてまぶしさうに四方あたりを見廻します。
人間にんげん壽命じゆみようを、かりに五十年ごじゆうねんとすれば、樹木じゆもくはおよそその十倍じゆうばい長命ちようめいをするわけです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
それともいまこれを此處におけ貴君あなたの三年の壽命いのちちゞめるがよいか、それでも今ぐにほしう御座るかな。
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)