“五十年”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごじゆうねん40.0%
いそぢ20.0%
いそとせ20.0%
ごじふねん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人間にんげん壽命じゆみようを、かりに五十年ごじゆうねんとすれば、樹木じゆもくはおよそその十倍じゆうばい長命ちようめいをするわけです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
五十年いそぢのわが歌の世を
焔の后 (新字旧仮名) / 末吉安持(著)
さて負はれ、のびあがり、見ゆと見ゆとし我が言へば、なよあはれ、五十年いそとせの昔のぬくみ、よろぼふ腰に力をむる。
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
大抵たいてい五十年ごじふねんさだまつたいのち相場さうば黄金こがねもつくるはせるわけにはかず、花降はなふがくきこえて紫雲しうん來迎らいがうするあかつきには代人料だいにんれうにてこと調とゝのはずとはたれもかねてれたるはなし
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)