“長命”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ながいき72.7%
ちようめい9.1%
ちやうめい9.1%
ちょうめい9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いゝさ暢気者のんきもの長命ながいきするつて云ふからね、お母さんはもう長くもあるまいし、兄さんだつてあゝ身をくだいちや何時病気になるかも分らない。
お末の死 (新字旧仮名) / 有島武郎(著)
出來できかぎ長命ちようめいをさせるようにつとめなければならないことがおわかりとなりますでせう。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
つがせ其身はたゞ明暮あけくれ念佛ねんぶつの門に入て名號みやうがうとなふるほか他事たじなかりしとぞ依て追々おひ/\佛果ぶつくわを得富右衞門は長命ちやうめいにてつひに年齡八十一歳に至りねむるが如く大往生だいわうじやうを遂げしとぞ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
彼がたとえ若死わかじにをすればとてこの遠大なる理想を有するにおいては、これをもってただちに長命ちょうめいと呼ぶ、なんの不可ふかれあらんやである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)