唐黍たうもろこし)” の例文
ちかい。が焼山やけやまである。唐黍たうもろこしげてゐやう。茄子なすびあかからう。女気をんなげとほざかることかばんのぞいて十あまつた。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
手前商ひまするものは、皆玉揃ひの唐黍たうもろこし云々うんぬん
草あやめ (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
唐黍たうもろこしにほひなり
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)