“唐黍畑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうきびばたけ60.0%
たうきびばたけ20.0%
もろこしばたけ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんな廃屋に近いものを取り囲みながら、ただ豆畑や唐黍畑とうきびばたけだけは猛烈に繁茂していた。それは私たちの気もちに妙にこたえて来るような眺めだった。
菜穂子 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
足は疲れるし、おなかは減るし、どこか人家がないものかと思って、なおも重たい足を引き擦って行きますと、その中に一面の唐黍畑もろこしばたけの中へ出ました。
(新字新仮名) / 久米正雄(著)