“吮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
す71.4%
すす14.3%
すは14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其父(そのちち)、戰(たたか)ひて(七三)踵(くびす)を旋(めぐら)さずして、遂(つひ)に敵(てき)に死(し)せり。呉公(ごこう)、今(いま)又(また)其子(そのこ)を吮(す)ふ。妾(せふ)、(七四)其死所(そのししよ)を知(し)らず。是(ここ)を以(もつ)て之(これ)を哭(こく)するなり
この草の葉に虎皮同様の条紋ありその条紋を擬して術士の身に描く、セマン人言う藪中に多き木蛭(きびる)が人の血を吮(すす)るを引き離し小舎(こや)外で焼くと虎血の焦げる臭いを知って必ず急ぎ来る。
これを笑ふけれど、遊佐の如きは真面目(まじめ)で孝経を読んでゐるのだよ、既に借りてさ、天引四割(てんびきしわり)と吃(く)つて一月隔(おき)に血を吮(すは)れる。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)