“前通”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まへどほ75.0%
まへどほり25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女中ぢよちうはうは、前通まへどほりの八百屋やほやくのだつたが、下六番町しもろくばんちやうから、とほり藥屋くすりやまへで、ふと、左斜ひだりなゝめとほり向側むかうがはると、其處そこ來掛きかゝつたうすもの盛裝せいさうしたわかおくさんの
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
大正十四年たいしようじゆうよねん但馬地震たじまぢしんおいて、豐岡町とよをかまち被害状況ひがいじようきよう概報がいほうに、停車場ていしやじよう前通まへどほ四五町しごちようあひだ町家ちようか將棊倒しようぎだふしにつぶれたとあつたが、震災地しんさいちはじめて見學けんがくした一學生いちがくせい其實状そのじつきよう
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
松風のしぐるる寺の前通まへどほりとほる人はあれど日の暮れの影
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)