“儒教”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゅきょう71.4%
じゆけう28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
儒教じゅきょうが入って以来、その説くところやら、その儀式ぎしきがたいそう違って来たし、ことに仏教輸入以来はその教理きょうりさえも変化し、おそらくこんにち神道しんとうの名のもとに
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
机の上の小さな本立てには、仏教・儒教じゅきょう・キリスト教の経典類や、哲人てつじんの語録といった種類のものが十冊あまりと、日記帳が一冊、ノートが二三冊たててあるきりである。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
くなられた洪川和尚こうせんをしやうなどは、もと儒教じゆけうをやられて、中年ちゆうねんからの修業しゆげふ御座ございましたが、そうになつてから三ねんあひだふものまる一則いつそくとほらなかつたです。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
くて支那しなにはむかしから化物思想ばけものしさう非常ひぜう發達はつたつなかにはきはめて雄大ゆうだいなものがある。もつと儒教じゆけうはうでは孔子こうし怪力亂神くわいりきらんしんかたらず、鬼神妖怪きじんえうくわいかないが道教だうけうはうではさかんこれ唱道しやうだうするのである。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)