“候迄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さふらふまで50.0%
そろまで50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さまざまにあきら申候まをしさふらへども、此の一事はとても思絶ち難く候へば、わたくし相果あひは候迄さふらふまでには是非々々一度、如何に致候てもして御目おんめもじ相願ひ可申まをすべくと、此頃は唯其事ただそのことのみ一心に考居かんがへを申候まをしさふらふ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
御申越の借家しゃくやは二軒共不都合もなき様被存ぞんぜられ候えば私倫敦へのぼ候迄そろまで双方共御明け置願度おきねがいたくし又それ迄に取極めそろ必要相生じ候節そろせつは御一存にて如何いかがとも御取計らい被下度候くだされたくそろとあった。
カーライル博物館 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)