“似寄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
によ55.6%
により38.9%
によっ5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、西洋人の書いたものに余り似寄によりの話を見た為、とうとうそれなりになつてしまつた。それなりになつてしまつたのは勿論天下の為に幸福である。
蒐書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
拙者主家しゅうかの御領分越後えちご高田たかたよりの便たよりによれば、大伴蟠龍軒似寄によりの人物が、御城下にきたりし由、多分越後新潟辺にるであろうと思われます
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
子供の学資金を謝絶すそれにまた似寄によったことがある。明治の初年に横浜のる豪商が学校をこしらえて、この慶應義塾の若い人を教師に頼んでその学校の始末をして居ました。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)