“仁徳天皇”の読み方と例文
読み方割合
にんとくてんのう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仁徳天皇にんとくてんのうには皇子おうじが五人、皇女おうじょが一人おありになりました。その中で伊邪本別いざほわけ水歯別みずはわけ若子宿禰わくごのすくねのお三方さんかたがつぎつぎに天皇のお位におのぼりになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
いくらか、さうしたものゝえるのは、或時あるとき仁徳天皇にんとくてんのうが、吉備きびのくろひめといふひと訪問ほうもんせられたところが、青菜あをなんでゐたのをつくられたといふおうたであります。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
はじめて河内かはち南方なんぽう御陵ごりようがつくられ、ぎの仁徳天皇にんとくてんのうから三代さんだいばかりは、むかし河内かはちくにであつたがいま和泉いづみくに北方ほつぽうさかひ附近ふきん御陵ごりようまうけられることになりました。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)