“主人公”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゆじんこう36.4%
ヒロイン36.4%
ヒーロー18.2%
ヒロー9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とその家庭かてい苦痛くつう白状はくじやうし、ついにこのしよ主人公しゆじんこうのち殺人さつじん罪人ざいにんなるカ……イ……をともなひてその僑居けうきよかへるにいた一節いつせつきはめて面白おもしろし。
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
「青白き公園」の最初の主人公ヒロインであるサラミヤ姫なのでありますから——と、姫の心に寄せて、あのお星様を御覧下さい。
青白き公園 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
(そして、実際、それは或る程度迄成功したかに見える。)従って其の主人公ヒーローたる自己の住む雰囲気は、常に、彼の小説に於ける要求と同じく、詩をもったもの
光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)
肺結核にかかった主人公ヒロー女主人公ヒロインたちは、こんにちの闘病者たちには信じられない非科学性で病気そのものにまけてゆき、やがて、社会の偏見にいためつけられきって、命をおとしている。
『健康会議』創作選評 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)