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中垣
ふりがな文庫
“中垣”の読み方と例文
読み方
割合
なかがき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なかがき
(逆引き)
恋しと思う父は今遠く遼東にあり。継母は近く東京にあれど、
中垣
(
なかがき
)
の隔て昔のままに、ともすれば聞きづらきことも耳に入る。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
隔
(
へだ
)
ては
中垣
(
なかがき
)
の
建仁寺
(
けんにんじ
)
にゆづりて
汲
(
くみ
)
かはす
庭井
(
にはゐ
)
の
水
(
みづ
)
の
交
(
まじ
)
はりの
底
(
そこ
)
きよく
深
(
ふか
)
く
軒端
(
のきば
)
に
咲
(
さ
)
く
梅一木
(
うめひとき
)
に
両家
(
りやうけ
)
の
春
(
はる
)
を
闇桜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
藏
(
か
)
くし
孃
(
じよう
)
さまにも
嘸
(
さ
)
ぞお
喜
(
よろこ
)
び
我身
(
わがみ
)
とても
其通
(
そのとほ
)
りなり
御返事
(
おへんじ
)
屹度
(
きつと
)
まちますと
云
(
い
)
えば
點頭
(
うなづき
)
ながら
立出
(
たちいづ
)
る
廻
(
まは
)
り
椽
(
ゑん
)
のきばの
橘
(
たちばな
)
そでに
薫
(
かを
)
りて
何時
(
いつし
)
か
月
(
つき
)
に
中垣
(
なかがき
)
のほとり
吹
(
ふき
)
のぼる
若竹
(
わかたけ
)
の
葉風
(
はかぜ
)
さら/\として
初
(
はつ
)
ほとゝぎす
待
(
まつ
)
べき
夜
(
よ
)
なりとやを
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
中垣(なかがき)の例文をもっと
(3作品)
見る
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
垣
常用漢字
中学
部首:⼟
9画
“中”で始まる語句
中
中央
中間
中空
中々
中宮
中旬
中心
中原
中風
“中垣”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
樋口一葉