“三五郎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんごらう50.0%
さんごろう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近所きんじよいぬとほくからげさうな、が、掻垂眉かいだれまゆのちよんぼりと、出張でばつたひたひにぶらさがつた愛嬌造あいけうづくり、とると、なき一葉いちえふがたけくらべのなかの、横町よこちやう三五郎さんごらうる。
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「五年前——、祿を離れて、軽井沢の猟師、三五郎さんごろうと言う者の家に厄介になって居る時、フトした事から、あの絵姿を見付けたのが始まり、恥かしい事だが、うしても忘れられなかった——」
裸身の女仙 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)