“七日目”の読み方と例文
読み方割合
なぬかめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老いたる法師 あの物狂ひに出合つてから、もう今日は七日目なぬかめぢや。何でも生身しやうじんの阿弥陀仏に、御眼にかかるなぞと云うてゐたが。
往生絵巻 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
七日目なぬかめでも結いたてよりきれいで格好もよかった。私は夏の日、日盛りを稽古にゆくが、おしょさんの邪魔はしなかった。
受け口上のおもむきを聞き茫然ばうぜんと天をあふぎて歎息たんそくなし指屈ゆびをりかぞふればハヤ兩人出立しゆつたつなしてより今日は七日目なぬかめなり行路ゆくみち三日歸り路三日紀州表の調しらはやくして三日なり然ば九日くにちならでは歸り難し然るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)