“もよほし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銚子てうしなら、まだしもだが、もよほし稽古けいこなんどいそがしいときだと、ビールでどうふで、る/\うちに三挺さんちやうぐらゐぺろりとたひらげる。當家たうけのは、なべへ、そのまゝはしれるのではない。
湯どうふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
我国の雪意ゆきもよひ暖国だんこくひとしからず。およそ九月のなかばより霜をおきて寒気次第しだいはげしく、九月の末にいたれ殺風さつふうはだへ侵入をかし冬枯ふゆがれ諸木しよぼくおとし、天色てんしよくせふ/\として日のひかりざる事連日れんじつ是雪のもよほし也。