“さそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:サソ
語句割合
98.6%
0.5%
誘惑0.5%
0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
素破すわとおどろき柴山と立ち上がろうとしましたが、意外にも大学生は、なごやかな表情で、上原にドライブをしないかとさそっています。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
天井から釣るされた龕灯の灯も、眼を射るような白色ではなく、軟い眠りをさそうような、すみれのような色であった。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「何をしていたとはあなたがたのことだ。若先生を誘惑さそいあるいて、馬鹿も程にしたがよいッ」
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
国威の拡張をさそふる事、決して浅少にあらざるをや、速やかに眼前に横たはるの蠧賊とぞくを除き、士風の萎靡を振ひ、社会の昏夢を警醒せんと欲し、斬奸ざんかんの策を決行す。
誰が罪 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)