“めいご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
冥護33.3%
謎語26.7%
姪御26.7%
名後6.7%
迷悟6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
凡そ英雄豪傑の伝記を読むと、何となく天がその人の運命に特別な冥護めいごを垂れ、彼はそのお蔭で、しば/\常人の企て及ばざる危地を蹈みながら無事に虎口ここうを脱出するかの如くに見える。
……前代未聞の恐ろしい殺人事件のあった家……四人の無疵むきずの死骸に護られたへや……その四人を殺した不可思議な女の霊魂の住家……奇蹟の墓場……恐怖のへや……謎語めいごの神殿……そんな感じを
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「はい。お師匠さまのお姪御めいごさんとやらが、三味線しゃみせんのじょうずなかたで、近所のお子ども衆にお手ほどきしているとかいうことでござりました」
それよりも、吾人ごじんかならつね姓前せいぜん名後めいご徹底的てつていてき勵行れいかうし、世界せかい日本にほん國風こくふう了解れうかいさせたならば各國かくこくひと日本にほん慣例くわんれい尊重そんちようしてこれにしたがふに相違さうゐない。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
(死を恐れざるものは安く、生を楽しむものは危うし。強弱進退、死生の迷悟めいご、みなこの中の事のみ。おやかたには如何に)
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)