“みな/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
皆々60.0%
衆人20.0%
一同10.0%
皆〻10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芝居しばゐ土間どま煙草たばこつて、他人たにんたもとがしたものも、打首うちくびになるといふうはさつたはつたときは、皆々みな/\あをくなつた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
古縄ふるなはへびとしおどせば、おどされたるびつくりして片足かたあし泥田どろたへふみいれしを衆人みな/\辴然おほわらひす。此みちすべ農業のうげふ通路つうろなればいこふべき茶店ちやみせもなく、半途はんといたりて古きやしろに入りてやすらふ。
是より一同みな/\励み勤め昨日に変る身のこなし、一をきいては三まで働き、二と云はれしには四まで動けば、のつそり片腕の用を欠いて却て多くの腕を得つ日〻工事しごと捗取はかど
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
そのころには皆〻みな/\うちつてわらひたきもの、とて此金これ受合うけあひける。
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)