“へび”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヘビ
語句割合
98.6%
反鼻0.5%
幣毘0.5%
蛇蝎0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おれは畜生を見違えちゃった。あいつは床屋じゃねえ、へびだ。ようし、錠前屋を呼んできて、今にしっぽに鈴をつけさしてやらあ。」
『古史通』に「『神代巻抄』に人を呪詛じゅそする符などをば後様うしろざまに棄つる時は我身に負わぬという、反鼻へびをも後様に棄つれば再び帰り来らずというと見えたり」
『古事記』の遠呂智おろちは『書紀』に大蛇とあり、『和名抄』に蛇和名倍美へみ一名久知奈波くちなわ、『日本紀私記』にいふ乎呂知おろちとあり、今俗には小さく尋常なるを久知奈波といひ、やや大なるを幣毘へびといふ
こころには蛇蝎へびが巣くうてゐるのです! あたしは、あなたの胸にも一滴の慈悲があり、盤石のやうなそのおからだにも人間らしい情けが燃えてゐるのだと思つてをりましたの。