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つたもみぢ
ふりがな文庫
“つたもみぢ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蔦紅葉
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蔦紅葉
(逆引き)
落葉
(
おちば
)
し尽した
木立
(
こだち
)
の間から石と泥とを混ぜた
家家
(
いへいへ
)
の
白茶
(
しらちや
)
けた壁に
真赤
(
まつか
)
な
蔦紅葉
(
つたもみぢ
)
の
這
(
は
)
つて居るのは
綴
(
つゞれ
)
の
錦
(
にしき
)
とでも月並
乍
(
なが
)
ら云ひたい景色であつた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
林は全く
黄葉
(
きば
)
み、
蔦紅葉
(
つたもみぢ
)
は、
真紅
(
しんく
)
に染り、霧起る時は
霞
(
かすみ
)
を
隔
(
へだて
)
て花を見るが如く、日光直射する時は露を帯びたる葉毎に幾千万の真珠碧玉を連らねて全山
燃
(
もゆ
)
るかと思はれた。
空知川の岸辺
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
自分は宿のバルコンを
掩
(
おほ
)
うた
蔦紅葉
(
つたもみぢ
)
を写生する気に成つて絵の具
弄
(
いぢり
)
をして居たので観に
行
(
ゆ
)
かなかつたが、観て来た
良人
(
をつと
)
は
其
(
その
)
博覧会の実質に富んだ事を
讃
(
ほ
)
めて居た。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
つたもみぢ(蔦紅葉)の例文をもっと
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