“たいしよく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大食42.9%
褪色28.6%
態色14.3%
黛色14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ムネ・シユリイは又ユウゴオについていろいろ話した。文豪の大食たいしよく家であつた事などをも話した。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
剥落はくらく褪色たいしよくとは
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
われこれく、良賈りやうこ(四)ふかざうして・きよなるがごとく、君子くんし盛徳せいとくありて容貌ようばうなるがごとしと。(五)驕氣けうき多欲たよく(六)態色たいしよく(七)淫志いんしとをれ。みなえきし。
灣をはなれて山路にかゝり、黒松内くろまつないで停車蕎麥を食ふ。蕎麥の風味が好い。蝦夷えぞ富士〻〻〻〻と心がけた蝦夷富士を、蘭越驛らんこしえきで仰ぐを得た。形容端正、絶頂まで樹木を纏うて、秀潤しうじゆん黛色たいしよくしたゝるばかり。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)