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そび
ふりがな文庫
“そび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
聳
98.7%
背
0.4%
側
0.2%
傍
0.2%
曾比
0.2%
素引
0.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聳
(逆引き)
市兵衛町の表通には
黄昏
(
たそがれ
)
近い頃なのに車も通らなければ人影も見えず、夕月が
路端
(
みちばた
)
に
聳
(
そび
)
えた老樹の梢にかかっているばかりであった。
枇杷の花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
そび(聳)の例文をもっと
(50作品+)
見る
背
(逆引き)
そう思うと、殺気が、サーッとわれとわが
背
(
そび
)
らに流れて来て、ブルブルと手足がわななくのだ。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
そび(背)の例文をもっと
(2作品)
見る
側
(逆引き)
よね そるばツてん、
昨夜
(
ゆうべ
)
あるから、ここで寝てしもうなんのて、お
前
(
まい
)
も、よつぽど、呑気かね。
己
(
おら
)
あ、今朝、眼ん覚めつ時、
側
(
そび
)
あ、お前が寝とるもんだるけん、びつくりしたツばい。
牛山ホテル(五場)
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
そび(側)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
傍
(逆引き)
もう一ぺん
呼
(
よ
)
うでみうと思つてちや、声ん出んだツたツ。寝台の
傍
(
そび
)
あ立つたまま、あん人ん
眠
(
ね
)
とる
面
(
つら
)
ばぢつと見とツたツた。そしたりや、ひよくつと布団ば被つてしもたツだもね。
牛山ホテル(五場)
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
そび(傍)の例文をもっと
(1作品)
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曾比
(逆引き)
『和名鈔』の時代には
曾比
(
そび
)
、それが『
壒嚢抄
(
あいのうしょう
)
』には
少微
(
しょうび
)
となり、近世に入っては
少鬢
(
しょうびん
)
ともなったが、なお
播磨
(
はりま
)
では
将人
(
しょうにん
)
・
伯耆
(
ほうき
)
・
出雲
(
いずも
)
では
初人
(
しょにん
)
、
備前
(
びぜん
)
・
美作
(
みまさか
)
では
初爾
(
しょに
)
といって
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
そび(曾比)の例文をもっと
(1作品)
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素引
(逆引き)
と重々しく
素引
(
そび
)
きかけると、酒井は事も無げな
口吻
(
くちぶり
)
。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そび(素引)の例文をもっと
(1作品)
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