“路端”の読み方と例文
読み方割合
みちばた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
市兵衛町の表通には黄昏(たそがれ)近い頃なのに車も通らなければ人影も見えず、夕月が路端(みちばた)に聳(そび)えた老樹の梢にかかっているばかりであった。
枇杷の花 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
しかし、気をつけて見ると、あれでもしおらしいもので、路端(みちばた)などを我(われ)は顔(がお)で伸(の)してる処(ところ)を、人が参って、熟(じっ)と視(なが)めて御覧なさい。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
路端(みちばた)の飯屋(めしや)は昼前の大繁昌(おほはんじやう)で、ビスケットを袋に詰める者もあれば、土産(みやげ)にウォットカを買ふ者もあり、又は其場で飲んで了(しま)ふ者もある。
椋のミハイロ (新字旧仮名) / ボレスワフ・プルス(著)