“しさい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シサイ
語句割合
仔細88.7%
子細9.4%
司祭0.9%
四歳0.3%
齊衰0.3%
子才0.2%
詞才0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
改められ、死罪となりましたに就き、どのような仔細しさいがございましたものか、また……死に際のことなどお伺い申したいと存じまして
城中の霜 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
うちとき齋藤さいとうむすめ嫁入よめいつては原田はらだ奧方おくがたではないか、いさむさんのやうにしていへうちおさめてさへけばなん子細しさい
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
それでぼうさんが代筆だいひつをして、バルブレンのはいっている慈恵じけい病院の司祭しさいにあてて、手紙を出すことにした。
昨十八日(五月)午前八時四十分しじっぷん奥羽線上おううせんのぼり急行列車が田端駅たばたえき附近の踏切ふみきりを通過する際、踏切番人の過失にり、田端一二三会社員柴山鉄太郎しばやまてつたろうの長男実彦さねひこ四歳しさい)が列車の通る線路内に立ち入り
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
喪服は斬衰ざんさい齊衰しさい・大功・小功・緦麻にわかれ、之を五服といふ。斬衰と齊衰とは、主として服の製法に本づける名稱で、大功・小功・緦麻は主として服の材料に本づける名稱である。
この作者はしん袁枚えんばいで、あざな子才しさいといい、号を簡斎かんさいといいまして、銭塘せんとうの人、乾隆けんりゅう年間の進士しんしで、各地方の知県をつとめて評判のよかった人でありますが、年四十にして官途を辞し
そこで、金港堂きんこうどうはじめ年少詩人ねんせうしじん俊才しゆんさいつて、おももちゐやうとこゝろざしおこしたものと考へられる、この金港堂きんこうどう編輯へんしうには中根淑氏なかねしゆくしたので、すなはこの人が山田やまだ詞才しさいつたのです
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)