“くだっ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝敵とめいついて、ソコで将軍御親発ごしんぱつとなり、又幕府から九州の諸大名にも長州にむかって兵を出せと云う命令がくだって、豊前ぶぜん中津なかつ藩からも兵を出す。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
新政府の御用召れからいよ/\王政維新とまって、大阪に明治政府の仮政府が出来て、その仮政府から命令がくだった。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
私の身のけは五尺七寸三、四分、体量は十八貫目足らず。年の頃十八、九の時から六十前後まで増減なし、十八貫を出たこともなければ十七貫にくだったこともない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
これに反して下等士族は十五石三人扶持さんにんぶち、十三石二人扶持ににんぶち、或は十石一人扶持いちにんぶちもあり、なおくだって金給の者もあり。中以上のところにて正味七、八石乃至ないし十餘石にのぼらず。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)