“きょくばし”の漢字の書き方と例文
語句割合
曲馬師100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またあるところでは、おな街道かいどう曲馬師きょくばしの一たいが、ぞろぞろとうま荷物にもつをつけて、おんなおとこがおもしろそうなはなをしながらいくのにもあいました。
けしの圃 (新字新仮名) / 小川未明(著)
曲馬師きょくばしは、両親りょうしんからむすめをあずかりました。むすめは、そのひとたちの一こうくわわって、故郷こきょう出発しゅっぱつしたのであります。
笑わない娘 (新字新仮名) / 小川未明(著)
このとしをとった曲馬師きょくばしは、かたいしんせつなひとでありました。あるむすめいえへたずねてきて
笑わない娘 (新字新仮名) / 小川未明(著)
両親りょうしんは、大事だいじむすめを、たび曲馬師きょくばしにあずけることを躊躇ちゅうちょしましたが、そのひとがたいへんにしんせつな、正直しょうじきひとだということがわかりましたものですから、むすめいてみました。
笑わない娘 (新字新仮名) / 小川未明(著)