『日記(にっき):01 一九一三年(大正二年)(01 せんきゅうひゃくじゅうさんねん(たいしょうにねん))』
晴 木の葉のしげみや花ずいの奥にまだ夜の香りがうせない頃に目が覚めた。外に出る。麻裏のシットリとした落つきも、むれた足にはなつかしい。 この頃めっきり広がった苔にはビロードのやわらかみと快い弾力が有ってみどりの細い間を今朝働き出してまだ間の …
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