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『孔雀』
ふりがな文庫
『
孔雀
(
くじゃく
)
』
これは異本「伊曾保の物語」の一章である。この本はまだ誰も知らない。 「或鴉おのれが人物を驕慢し、孔雀の羽根を見つけて此処かしこにまとひ、爾余の諸鳥をば大きに卑しめ、わが上はあるまじいと飛び廻れば、諸鳥安からず思ひ、『なんぢはまことの孔雀でも …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 箴言 アフォリズム 寸言
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
上
(
うへ
)
偽
(
に
)
才
(
さえ
)
阿呆
(
あはう
)
諸人
(
しよにん
)
不才
(
ふさえ
)
驕慢
(
けうまん
)
孔雀
(
くじやく
)
後
(
のち
)
打擲
(
ちやうちやく
)
鴉
(
からす
)
遇
(
あ
)
蹴
(
け
)
諸鳥
(
しよてう
)
爾余
(
じよ
)
或
(
ある
)
如何
(
いか
)
天下
(
てんか
)
卑
(
いや
)
下心
(
したごころ
)