vanitéヴァニテエ)” の例文
己の vanitéヴァニテエ を養成した。それから己は単に自分の美貌を意識したばかりではない。己は次第にそれを利用するようになった。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
そして慾でするなら、書生風の自分を相手にせずとも、もっと人選にんせん為様しようがありそうなものだと、謙譲らしい反省をする、その裏面には vanitéヴァニテエ が動き出して来るのである。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)