“Dabukkū”の読み方と例文
読み方割合
ダブックウ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この“Dabukkūダブックウ”などもその一つ。直経百海里にもわたるこの大渦流水域を称して、「海の水の漏れる穴」とはよくぞ呼んだりだ。
「太平洋漏水孔」漂流記 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
この、オウストラリア大陸を発見し損なったそそっかしいスペイン人が、“Dabukkūダブックウ”を最初みたのが十七世紀のはじめ。
「太平洋漏水孔」漂流記 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
さながら、大環礁アトールの横たわる心地す——とは、はじめて“Dabukkūダブックウ”をみた De Quirosデ・クイロス の言葉だ。
「太平洋漏水孔」漂流記 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)