黐木もちのき)” の例文
だが、一羽の一番愛らしかった雛は、父に随わず、勝手に黐木もちのきの梢の方を飛び廻っていた。「あ、あそこにいるのに」と妻は夢中で空をふり仰いでいた。
吾亦紅 (新字新仮名) / 原民喜(著)