“鴉片酒”の読み方と例文
読み方割合
あへんしゆ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
所が彼是かれこれ一月ばかり前から、この敬虔けいけん私窩子しくわしは不幸にも、悪性の楊梅瘡やうばいさうを病む体になつた。これを聞いた朋輩の陳山茶ちんさんさは、痛みを止めるのに好いと云つて、鴉片酒あへんしゆを飲む事を教へてくれた。
南京の基督 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)