鰤菩薩ぶりぼさつ)” の例文
「……干鯛かいらいし……ええと、蛸とくあのく鱈、三百三もんに買うて、鰤菩薩ぶりぼさつに参らする——ですか。とぼけていて、ちょっと愛嬌あいきょうのあるものです。ほんの一番だけ、あつきあい下さいませんか。」
木の子説法 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)