魚田ぎよでん)” の例文
夕方釣つて來たといふ山魚やまめ魚田ぎよでんも添へてあつた。折柄烈しく音を立てゝ降りそめた雨を聞きながら、火鉢を擁して手づから酒をあたゝめ始めた。
みなかみ紀行 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
「言ふのを忘れたが魚田ぎよでんが食べたいんだ。」
町の踊り場 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)