トップ
>
駚
>
はし
ふりがな文庫
“
駚
(
はし
)” の例文
イシカリの大きな原野が、
宏
(
ひろ
)
い空と呼応して吹雪きだしたのであった。野におりた烈しい風は、
駚
(
はし
)
るにつれて速度と圧力をたかめていた。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
その万端の支度をととのえて、主君邦夷が近づきつつある。蒸気船は必要なものを満載してこちらに向き、青い海を今や一散に
駚
(
はし
)
りつつある——
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
駚
部首:⾺
15画