音問おとづ)” の例文
是も皆自然に湧きし事、何とも是非なしと諦めて厭〻ながら十兵衞が家音問おとづれ、不慮の難をば訪ひ慰め、且は清吉を戒むること足らざりしを謝び、のつそり夫婦が様子を視るに十兵衞は例の無言三昧
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)