雲容煙態うんようえんたい)” の例文
やはりのあたり自然に接して、朝な夕なに雲容煙態うんようえんたいを研究したあげく、あの色こそと思ったとき、すぐ三脚几さんきゃくきを担いで飛び出さなければならん。色は刹那せつなに移る。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)