“鑷子（ピンセット）” の例文

解版工（図516）は机に向って坐り、鑷子（ピンセット）を用いて同種類の活字を拾い出し、それ等を沢山ある箱の中の一つの、適当な場所へ返す。

日本その日その日：03 日本その日その日 (新字新仮名) ／ エドワード・シルヴェスター・モース(著)

私は一人の老婦人が貝で花をつくるのを見たが、こまかい貝殻をつまみ上げるのに、我々が鑷子（ピンセット）を使用する所を、彼女は精巧な箸の一対を用いていた。

日本その日その日：03 日本その日その日 (新字新仮名) ／ エドワード・シルヴェスター・モース(著)

彼等は、私ならば精巧な鑷子（ピンセット）を使わねばならぬような小さな物を、拇指と他の指とでつまみ上げる。

日本その日その日：03 日本その日その日 (新字新仮名) ／ エドワード・シルヴェスター・モース(著)

“鑷子”の意味

《名詞》

（せっし）ピンセット。

（ちょうし）金属製の毛抜き。
(出典:Wiktionary)

“鑷子（ピンセット）”の解説

ピンセット（鉄嘴、オランダ語: pincet、英語: tweezers）とは、道具のひとつ。微細なものをより分けたり、薄くあるいは脆いものをはさむといった、人間の手・指そのままでは困難なレベルの、緻密な作業を行うために用いられるものである。日本語では「鑷子」（せっし）と表記する。
(出典:Wikipedia)

鑷	漢検1級 部首:⾦ 26画
子	常用漢字 小１ 部首:⼦ 3画