“鎖港”の読み方と例文
読み方割合
さこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鎖港さこうの論より海関税全廃・自由貿易の論に至るまで、攘夷じょういの説より内地雑居の説に至るまで、いくばくの日子といくばくの時代を経過したるか、これを想い、これを思えば夢のごとく幻のごとく
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
横浜鎖港さこうの談判にも海外使節の派遣にもなんら誠意の見るべきものがないとし、将軍の名によって公布された幕府の攘夷もその実は名のみであるとしたそれらの志士たちも京都の一戦を最後にして
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)