“鍾馗髯”の読み方と例文
読み方割合
しようきひげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
永代橋えいたいばし近くの社に着くと、待構へてゐた主人と、十一月二十日發行の一面の社説についてあれこれ相談した。逞しい鍾馗髯しようきひげを生やした主人は色のせた舊式のフロックを着てゐた。
業苦 (旧字旧仮名) / 嘉村礒多(著)