鈍痴どぢ)” の例文
直其足で同じ町のある家が閾またぐや否、厭だ/\、厭だ/\、詰らぬ下らぬ馬鹿〻〻しい、愚図〻〻せずと酒もて来い、蝋燭いぢつて其が食へるか、鈍痴どぢめ肴で酒が飲めるか
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)