金右衛門きんゑもん)” の例文
旧字:金右衞門
それから薪屋まきや金右衛門きんゑもんさんの家までは、もう半里程だつたやうに思ひます。畑の間の路が少し広がつたと思ひますと、もう其処そこが私の行く家の座敷の庭だつたのです。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)