“酋長（オツテナ）” の例文

僕はまた生命（いのち）を君に助けて貰（もら）つた。僕はもうその恩を返へす見込みはない。だから鉄砲も酋長（オツテナ）の候補者も、君のものだ、僕がしたことはみないけなかつた。僕はすつかり君に降参する。

熊捕り競争 (新字旧仮名) ／ 宮原晃一郎(著)

“酋長”の意味

《名詞》
酋長（しゅうちょう）

部族の長。

（context、dated）盗賊などの長。

（context、dated）集団を指導、統率する者。
(出典:Wiktionary)

“酋長”の解説

酋長（しゅうちょう）とは、主に文明的な農耕型社会から見て「未開」とされる部族の長をいう。
そもそも「未開」という認識そのものが差別的行為であり、侮蔑的な語であるとして、現在では使用が忌まれる傾向にあり、主に「首長」、「部族長」などの語に置き換えられる傾向にある。また部族名を冠して、「部長」という呼称を用いる場合もある（ケレイト部長など）。
(出典:Wikipedia)

酋	漢検準1級 部首:⾣ 9画
長	常用漢字 小２ 部首:⾧ 8画