“郷田廉介”の読み方と例文
読み方割合
がうだやすすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
震災の翌々年、郷田廉介がうだやすすけは妻のアメリイをうしなつて、鬱々としてゐるのを、周囲のものが励ますやうにして二度目の外遊を思ひ立たせた。それが、専門の研究を名とした悠々十年の旅である。
落葉日記 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)