“道綽”の読み方と例文

読み方	割合
どうしゃく	100.0%

どうしゃく

支那でも浄土の法門を述べる人師は多いけれども、法然は唐宋二代の高僧伝の中から曇鸞（どんらん）、道綽（どうしゃく）、善導（ぜんどう）、懐感（えかん）、少康（しょうこう）の五師を抜き出でて一宗の相承をたてた。

法然行伝 (新字新仮名) ／ 中里介山(著)

「成仏ということはなかなかむずかしいが、往生は得易いことだと思います。道綽（どうしゃく）や善導の言葉に依れば、仏の願力を強縁として乱想の凡夫も浄土に往生することが出来るのでございます」

法然行伝 (新字新仮名) ／ 中里介山(著)

“道綽”の解説

道綽（どうしゃく、ピンイン: dào-chuò）は、唐代の中国浄土教（中国浄土宗）の僧侶。俗姓は衛氏。「西河禅師」とも。
浄土宗では、「浄土五祖」の第二祖とされる。
浄土真宗では、七高僧の第四祖とされ「道綽襌師」と尊称される。
(出典:Wikipedia)

道	常用漢字 小２ 部首:⾡ 12画
綽	漢検1級 部首:⽷ 14画